総会終了後、今年度第1回目の支部研修会が以下とおり行われました。
研修題目 :「下大津の桜」の生育現況(視察)と今後の保全対策(意見交換)
話題提供者:小松崎樹木医、木村樹木医
内 容 :小松崎樹木医による、桜に関するこれまでの経歴と現状報告について説明。
参加者による、現状における問題点と保全対策に関する意見交換。
小松崎樹木医による解説
桜を守る会・来栖市会議員
生育状況を診るメンバー
<配付資料:木村樹木医作成>
下大津の桜
樹 種 ソメイヨシノ
バラ科サクラ属
所在地 茨城県かすみがうら市
管 理 かすみがうら市
樹 齢 推定 120年※ 明治37年(1904年)に戸崎小と加茂小が統合し、下大津小が開校したとき、 当時の5年生がサクラ(5〜6年生)を担い
で加茂小(松本)から現在地へ移植したという□伝が 残されている。
樹 高 10.0m
胸高幹周 4.5m
※昭和31年6月25日 出島広報 樹齢70余年近在に誇る老樹の記載あり
(下大津小学校に閲する記事中)
※昭和43年6月20日 出島広報 老人会が天狗巣病の技払いを実施の記事
当時高さ15m、胸高計測3m近くの記載あり
※平成26年2月 積雪の重量により芯上部大枝・西側大枝が欠損
※平成28年6月(広財)日本花の会による調査
※平成29年3月 支柱設置・天狗巣病及び枯れ枝切除
※平成29年4月 下大津のサクラ保存会が設立される。
【追記】平成30年4月1日 かすみがうら市指定天然記念物に指定される。